神棚ご購入のしおり・神棚の祀り方
昔から私たちの家では神棚をお祀(まつ)りしてきました。
これからも日々に感謝して神様をお祀りしましょう。
多くの日本の家庭には神棚と仏壇をお祀りしています。
また、神棚は各家庭だけで無く、会社や事務所にも祀ってあります。
ここでは、神棚の購入時期・神棚を置く場所・神棚の祀り方・
お参りの仕方・神棚の選び方につきまして
神具専門店としてご説明させていただきます。
神棚の購入時期
神棚をお求めになる方の多くは、
ご自宅の新築、改築、転宅。新しく家庭を持たれる門出に。
会社、事務所の開店、開業のお祝い、商売繁盛の縁起物として。
また、新年を迎える準備としてご購入されておられます。
神棚を置く場所
神棚を置く場所は、家族が常に集まる居間(リビング)が多く、
清浄で明るい場所に、「南向き」、「東向き」が良いとされています。
ただし、お家の間取りによっては、
お祀りするのに相応しい場所であれば良いでしょう。
*適した場所がみつかれば、
設置場所の寸法(間口×奥行×高さ)を測ってください。
神棚の祀り方
神棚の祀り方は、どの程度お祀りするのか?
という判断は、それぞれご信仰の度合いにより異なりますが、
水玉(みずたま=お水入れ)、瓶子(へいし=お酒入れ)、
皿(米、塩を盛る)、榊立て(生き生きとした榊を供えます)などの
「陶器」と「ローソク立て」は必要でしょう。
*神棚の前には、神具が並べられる場所が必要です。
毎朝、お供えするものは、水、米、塩です。
水玉、瓶子でお供えする時には、蓋(ふた)を取っておきましょう。
毎月1日、15日。 お祭りの日には、お酒や初物を祀りましょう。
お参りの仕方
毎朝夕にお参りしましょう。
ローソクに灯を燈し、
神社と同じように 二拝(2度お辞儀をする)、
二拍手(2度手をたたく)、一拝(1度お辞儀をする)をします。
*火災防止の為、お参り後、すぐ消灯しましょう。
神棚の選び方
神棚には、扉が一つの「一社造り」と
扉が三つの「三社造り」が普及しています。
一社造り:手前に「伊勢神宮」の御札『天照皇大神宮』をお祀りし、
その後ろに「氏神神社」、そのほかの神様「崇敬神社」の御札を納めます。
(御札様を重ねて納めても良いです。)
三社造り:中央扉(最上位)に『天照皇大神宮』。
向かって右に「氏神神社」。左に「崇敬神社」の御札を納めます。
*御札様は、毎年新しくお受けし、古い御札様は、神社様に感謝を込めてお納めします。